国内では毎年約9000件以上の遺跡が発掘されています。
開発工事等の際に遺跡が出土された場合は、文化財保護法により、その遺跡の記録を残すことが定められております。

当社では、経験豊かな社員のもと、ご依頼主のご要望にお応えし、的確な発掘調査を行ってまいります。

【埋蔵文化財調査の流れ】

★申請書提出

文化財を管轄している各自治体・教育委員会への申請書等の提出をします。
〇開発事業の際に遺跡が残されているかどうかを事前に各自治体・担当に確認します。
・対象地の各自治体文化財保護課(教育委員会等)に、埋蔵文化財有無の確認調査依頼
・埋蔵文化財がすでにある地域だと判明している場合、埋蔵文化財発掘の届出を提出し、試掘調査開始

★試掘調査

地中に遺跡が残されているかどうか実際に試掘し、遺跡の内容や範囲の調査をします。
〇行政主導で対象地の一部を試掘し、本格調査の費用や期間を算定します。
・対象地を重機で掘削、地層の確認や遺物(土器や住居)の有無確認
・遺跡が発見された場合、自治体の教育委員会と警察署へ届け出を提出

★本格調査(発掘調査)


遺跡発掘作業、埋蔵区域測量調査をします。
表土掘削・基準点測量
  遺跡が存在する深さまで掘削していき、調査で使用する基準杭の設置を行います。
遺構確認作業
遺構が存在する面を、道具で丁寧に削っていき、遺構の確認をします。
遺構掘削作業
遺構内の堆積している土を取り除いていき、遺構の年代や利用法などの情報を得ます。
遺構記録作成
 遺構や遺物の平面図や断面図、写真撮影などを行い記録に残します。
埋め戻し作業・現場撤収
 調査終了後、重機による埋め戻し・機材の撤収をして、現場作業終了となります。

※最新デジタル機器を使用し、より正確なデータを記録、調査の工期短縮を図ります。
・ドローンを使用した写真測量
 ⇒空中写真撮影・動画撮影(オルソ画像・点群処理・資料用写真撮影)
・レーザー計測による三次元測量
   ⇒元来の測量機器では計測しきれなかった高精度な調査結果が可能

★整理作業


遺跡から発見された遺物を復元後、観察・図面作成・写真撮影等を行い記録します。
遺物を丁寧に洗浄し、出土地点や日付等を明記します。
記録した図面や写真は、その後の報告書作成用に修正を加えます。
遺物を接合して元の形に復元し、形状、文様などを図化し、写真を撮影します。

★報告書作成


遺物の記録を基に報告書作成し、学術的な成果を過不足なく記載します。

※発掘調査に伴う届出書提出、近隣への事前告知活動等、調査関連業務も並行して行います。